参考文献

 私が良い参考書と思うものを以下に示す。(全ての本を見ているわけではないので、他にもあるかも?)

1.オペアンプ編 (普通、[1-1]を読めば十分。理論を知りたければ、[1-2]でOK。)

[1-1] 定番 OPアンプ回路の設計、岡村著、CQ出版。
 昔からある名著。これを読めばだいたい分かる。初心者にも丁寧。最近のOP-AMPについては少し不足か?
[1-2] Op Amp Applications Handbook, Ed. Walt Jung, Newnes Elsevier
 Analog Devicesの技術者達が書いているだけあって、載っていないことはないと思えるほどOP-AMP に関することは全て載っている。また、理論的なことも載っており、この本を読むだけでOP-AMP のことは全て分かる。(ちゃんと理解できれば?プロ向け。)
[1-3] Photodiode Amplifiers, Jerald Graeme, McGraw Hill
 フォトダイオードを使用する際に使われるアンプについて非常に詳しい。T-Z AMP のノイズに関して詳しく解説してある。また、ローパスフィルターの必要性についても詳しい。[1-2]をある程度理解したなら、[1-3]で実際の対応を知るのがよい。なお、筆者はバーブラウンの技術者だったようだ。
[1-4] Noise and Operational Amplifier Circuits, Application Note AN-358, Anolog Devices.
(インターネットよりPDF が取れる。)OP-AMP 回路のノイズに関して理論的に詳しく書かれている。
[1-5] AD8067 カタログ。
20 page 目にT-Z AMP のノイズに関する解説有り。カタログはAnalog Device のH.P. より、インターネットで吸い取れる。
[1-6] Low-Noise Electronic Systems Design, C. D. Motchenbacher and J. A. Connelly, Wiley
Interscience
 低雑音アンプについて、T-Z AMP 以外にいろいろ解説されている。なお、T-Z AMP に関してはあまり多くのページはさかれていない。
[1-7] センサ活用141 の実践ノウハウ、松井著、CQ 出版社
 実際にOP-AMP やその回路を使う上で参考になる記述も多い。T-Z AMP や光検出に関
係する部分も多い。
[1-8] OP アンプ活用100 の実践ノウハウ、松井著、CQ 出版社
 OP-AMP やその応用回路について、実際面でいろいろ参考になるところも多い。
[1-9] トランジスタ技術SPECIAL:OP アンプによる実用回路設計、CQ 出版社
 フィルター設計について詳しい。主にアクティブフィルターを扱っているが、パッシ
ブ型についても記述有り。

 

2.電子部品の特性

[2-1] 電子回路部品 活用ハンドブック、CQ 出版社
 抵抗やコンデンサーなどの受動部品の特性が詳しく載っている。
[2-2] わかりやすい半導体デバイス、 三菱電機 技術研修所編、オーム社
 ICなどの概要を知るのによい。種々のICや半導体デバイスが紹介されている。
ロジックIC(HCT, LCX)などのロジックレベルを忘れてしまった時にも便利。
[2-3] 実践パワー・エレクトロニクス入門、CQ出版社
 Power-MOS-FETの利用に関して参考になる。

 

3.ロジック回路

[3-1] 定本 ディジタル・システムの設計、猪飼 國夫/本多 中二 共著、CQ出版社
 TTLやCMOSのロジックIC(74xxシリーズ)を使用する際に参考になる本。
昔からある名著。これを読めばだいたい分かる。初心者にも丁寧。

[3-2] The TTL Data Book:Texias Instruments
メーカーであれば、TIの代理店がくれるので、1冊は持っているTTL等のロジックICのマニュアル。
種々のTTL-ICが載っている。同等品のCMOS-ICの機能もこれで推測できる。
1冊は有った方がよい。大学なら昔の先生が残していった可能性有り。
もし、なければ、出入りの業者に頼むか、または、USAのアマゾンに有るようだ。(有料)
この各種TTLのロジックを知っておくと、下記のロジック集積回路で、どのような回路なら実現可能かや、回路図入力時にどんなTTLセルを使えばよいかの型番が分かるので便利。(以下の項についても参考になる。すなわち、FPGAの設計ではハードウエア記述言語(HDL)で記述できても、実現不可能な回路は多い。だいたい、TTLの中規模集積回路で実現可能な方式は大規模になってもロジック集積回路で実現できるが、もともと小規模でも実現不可能なものは、まず、実現さえ出来ない。このへんがHDLの限界だが、TTLハンドブックにあるような回路はアナログ要素のあるもの(74123 etc.)以外は実現できる。)
また、普通にTTLやCMOSを使う際にも、どんな配線やピン番号を使用すればよいのか分かるので必要。
さらに、どのように各ICが機能するかは、このマニュアルを読み込めば分かる。

 

4.ロジック集積回路

[4-1] Altera, Quartus等解説書:インターネットによるPDFダウンロード。
Quartusの使い方を詳しく覚えるにはこれしかない。
変な話、昔、別の開発プロジェクトで、いろいろ入門書を読んだことがあったが、
結局、メーカーの資料をちゃんと読んだ方が理解が速かった。
それに相当し、ちゃんとメーカーの資料を読み込んだ方が速いかも。

[4-2] トラ技、2006年4月号:CQ出版社(CD-ROM版あり。)
上記を補完する資料。4-1だけではソフトを使う際のマウスボタンの機能やメニュー等の選択が分からない。
メーカーの講習会に出ない場合は、これを読む。

[4-3] わかるVerilog HDL入門:木村著、CQ出版社
Verilogの文法を知るのによい。

注:VerilogはCライクなのでVHDLよりも使っているが、C言語とはまったく別物なので注意。Cのように使うと、わけの分からないエラーがたくさん出ます。要は、実現されるハードウエアを頭の中にイメージしながら使わないといけない。文法は下記の[4-4]が系統的に書かれていてよい。

[4-4] Verilog-HDL言語入門:桜井著。テクノプレス
Verilogの詳細を知るのによい。これはプログラミングの前に読んでおいた方がよい。
なぜ、エラーが出るのかわかる。

[4-5] HDLサンプル記述集:鳥海等、著:CQ出版社
Verilogの実例が記述されている。なお、文法は別の本を読む方がよい。
挙げられた例は、それ以外の普通には無いような新しい回路を開発する際には役に立たない点が難点。
(これまでのTTL回路や一般的な回路を実現する際には参考になるが。)

[4-6] FPGA/PLD設計スタートアップ、2007/2008年版:CQ出版社
各CPLDやFPGAの概要を知るのに使用。

[4-7] FPGA活用チュートリアル、2008/2009年版:CQ出版社
最近の、各CPLDやFPGAの概要を知るのに使用。

[4-8] FPGA/PLD設計スタートアップ、2009/2010年版:CQ出版社
現在最新型の、各CPLDやFPGA、および開発環境の概要を知るのに使用。

5. BASCOM

 インターネットに良い解説が多々ある。それらを参照。
例:http://www.ne.jp/asahi/shared/o-family/ElecRoom/AVRMCOM/BASCManu/BASCManu.html

また、BASCOMマニュアルのPDFを参照。

まれに、どうしてもエラーなどが出て、分からないことがあるが、その場合は、MCSElectronicsのユーザーフォーラムサイトを参照。

 

6. AVR

 各AVR IC のマニュアルをATMELのサイトからダウンロードして読むのが一番だが、英文が苦手な方や全体の概要を知りたい場合は、以下。

[6-1] 山根著、AVRマイコン・リファレンスブック、CQ出版

SPIインターフェースについては、以下も参考になる。

[6-2] 中尾著、マイコンの1線 2線 3線インターフェース活用入門
 ターゲットマイコンはPICなどだが、原理はAVRでも同じなので参考になる。

その他、AVRについてはインターネットのサイトも参考になるものが多い。

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